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建通新聞社(岡山)
2010/10/01

【岡山】建設地を岡山市北区野殿西町に正式決定。

 岡山市は、西部リサイクルプラザの建設地を岡山市北区野殿西町の約9000uに正式決定した。今後は2011年4月ごろの都市計画決定を目指し、手続きを進めていく。同地は、野殿事業所および粗大事業所などのごみ収集拠点に隣接し、国道180号岡山西バイパスと県道川入巌井線の交差点に近く交通アクセス条件が良好な場所に位置し、現在、資材置き場などとして利用している。
同プラザは、民間会社が設計・建設・維持管理・運営に関与するDBO方式を採用して建設するもので、アドバイザリー契約を結んだ民間会社が2011年度末までに実施方針の策定や本体工事業者の選定などを行い、12年度から建設工事に着手する予定。14年度中の稼働を目指す。アドバイザリー業務については、本年7月にパシフィックコンサルタンツと契約を結んでいる。期間は2012年3月31日まで。
 計画では、同市西部地区は、不燃ごみが最終処分場に直接埋め立て処分されるなど、資源化の推進や最終処分場の延命化が図られていないことから、市域全体としても持続可能な資源循環型社会を構築するために、粗大ごみ処理施設(粗大ごみ・不燃ごみ)、資源選別施設(空き缶、空き瓶、ペットボトル)、資源保管施設(古紙・古布・トレイ・蛍光管など)、啓発施設(修理・再生・展示・販売)などを建設するもので、埋め立て処分見込みの不燃ごみ約7300tのうち、約5300tを資源化し、最終処分量を2000tまで減少させ、埋め立て処分率の低減や資源化率の向上を図る。