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建通新聞社四国
2010/11/09

【香川】護岸上部工を6分割で来月 高松港F地区沖

 香川県高松土木事務所は、高松港F地区沖(高松市朝日新町)の埋め立てに伴う護岸ケーソンの上部工を6分割で12月に発注する。すべて一般競争入札となる。県が埋め立てる外周すべての上部工。
 6件は事業別に港湾環境整備事業で3件、埋築事業で3件に分割。環境整備の第1工区が延長120b、第2工区が延長120b、第3工区が延長160b。埋築の第2工区が延長160b、第3工区が延長135b、第4工区が延長135bとなる。
 朝日新町地区の埋め立ては、国が整備を進めている耐震岸壁の早期供用開始を行うため、埋立地区全体の東側を第1工区として、先行して埋め立てる。このため、5月に発注した第1工区と第2工区を隔てる締切護岸の残工事を2011年度に発注する。第1工区の土砂搬入は11年秋ごろから始まる。第1工区の12年度埋め立て完了を目指す。
 また一部ケーソンの未設置個所は11年夏ごろの設置となり、設置工はアイエン工業・丸高建設共同企業体が12年3月までの工期で受注している。
 埋め立て面積は15・5f。ふ頭用地6・7f、緑地4・4f、港湾関連用地3・6f、臨港道路用地に活用される。埋立工程はふ頭用地を第1工区、緑地や港湾関連用地を第2工区に区分しており第1工区を12年度に、第2工区を13年度の完成を目指している。