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建設経済新聞社
2010/12/14

【京都】京都環境フェスティバル2010 環境先進企業・団体が集結 楽しみながらエコ技術を体験

 京都環境フェスティバル2010が11日・12日の2日間、京都市伏見区の京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ)で開催され、環境NPOや学校、エコ企業などが出展。CO2削減への取り組みや環境負荷の少ない商品等の展示、紹介を行った。
 京都環境フェスティバルは環境について楽しみながら学び考えることができる参加・体験型イベントとして京都府等が平成2年度から実施している。
 会場はA〜G及びJの約130のブースに分けられ、CO2削減など環境負荷の軽減に取り組む民間企業、行政機関、環境NPO等が展示・PRを行った。
 建設関連の主なブースをみると、Aブースでは大阪ガス葛梹リビング営業部(京都市下京区)が家庭用燃料電池エネファームを紹介。関西電力葛椏s支店(京都市下京区)は自社の環境への取り組みをPRした。
 Bブースでは社団法人京都府産業廃棄物協会(京都市南区)がリサイクル製品の展示のほか、千両松地域エコ協議会の取り組みをPR。安田産業梶i久御山町)はリサイクル製品の展示等を行った。
 Cブースでは近畿砂利協同組合(城陽市)が「限りある資源の有効利用と自然の再生」と題しパネル展示を行い、日頃の活動を紹介。CO2削減に向けて一般消費者と中小建設業者の省エネ技術を普及する協議会はエコリフォームの事例紹介を行ったほか、住宅解体ショーも実施。潟^イセイ(井手町)は「京・板倉の家」の模型を展示・PRした。
 Fブースでは社団法人京都府建築士会(京都市中京区)青年部がちよ紙で紙ヒコーキを手作りするコーナーを設け、家族連れらで賑わっていた。京都左官協同組合(京都市下京区)青年部は塗り壁体験を行った。社団法人京都府木材組合連合会(京都市中京区)は木を使った玩具を展示するなどし、地元産木材の利用を呼びかけた。辻井木材梶i京都市中京区)は進化しつづけるエコな素材「木はスグレモノ」と題し、府内産100%集成材を紹介。施主支給家づくりシステムのまかせと木のPRも行った。
 Jブースではイワモトエンジニアリング梶i京都市北区)NewS事業部が地中熱24時間換気システムをPRした。
 会場ではフリーマーケットのほか、電気自動車の展示や電動バイク、電動立ち乗り二輪車のセグウェイの試乗コーナーも設けられ、来場者は楽しみながら最新の環境技術を体験した。