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建設経済新聞社
2011/01/14

【京都】格付の加点対象を拡大へ 不当要求防止責任者講習受講で10点 2月15日・22日に臨時講習を予定

 京都市はこのほど、公共工事への暴力団の不当介入排除のため、工事及び測量・設計の23年度格付から京都府暴力追放運動推進センターが開催する「不当要求防止責任者講習」を受講した事業者を対象に10点を加点する評価項目を新設することを発表した。これを受け、同センターでは、2月15・22日の2日間に臨時講習を京都社会福祉会館で開催する予定だ。
 加点には、概ね3年に1回程度の受講が推奨されており、19年4月以降に京都府公安委員会が発行した受講修了書の提出が必要としている。
 「不当要求防止責任者講習」(いわゆる「格付加点講習」)とは、事業者が選任した不当要求防止責任者が暴力団からの不当要求に対処するために必要な知識、技能を習得することを目的に公安委員会が実施する講習。実務上、公安委員会から講習委託を受けた(財)京都府暴力追放運動推進センターが行なうもの。
 受講料は無料。申込方法は、今回予定されている臨時講習に限り、ペーパーレスの電子入力(http://www.kboutsui.com/seminar.html)による直接申込みとなる。