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日本工業経済新聞社(山梨)
2011/01/14

【山梨】来年度橋梁建設へ JRとの協議進む 城東U期BP 県中北建設 

 県中北建設事務所が進める国道411号城東バイパスU期工区(甲府市砂田町〜同市朝気1丁目地内)の建設が、来年度から本格化する見通しとなった。用地買収も残すところ数件分となり、地盤改良工事も浅層部は年度末までに完了する見込み。深層部の地盤改良工事についても近く公告、発注する予定だ。
 同事務所では年度末までにJRとの協議を終え、来年度からはいよいよU期工区の目玉となる橋梁建設に着手したい考え。
 U期工区は供用中のT期工区を西に延伸するもので、総延長は約770m。同工区西端と接続される甲府市朝気1丁目地内周辺道路は、すでに甲府市により拡幅改良工事が施されている。
 U期工区にはJR身延線をまたぐ橋梁を建設。PC3径間プレテンションホロー桁橋×2、PC5径間プレテンションT桁橋、RC造の3柱式ラーメン橋脚で、橋長はL220m。橋梁設計は大日コンサルタント・第一復建・東日、道路設計は長大が担当している。
 今月6日には、JRとの協議に向け、JRサイドからの要望を踏まえた設計の修正や施工計画の作成業務を発注。大日コンサルタントが進めている。
 県担当者は「本線工事はおそらく橋梁下部工から入ることになるだろう。その進捗を見ながら盛土工なども進める」と話している。  


提供:山梨建設新聞