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建通新聞社四国
2011/01/21

【香川】新年度に移転新築発注 善通寺養護学校

 香川県教育委員会特別支援教育課は、善通寺市仙遊町への善通寺養護学校移転新築を2011年度に発注するため、事業費を新年度予算に盛り込む方針。近く発注される国立病院機構の新善通寺病院との同時期開校を目指しており、同病院が14年春より、前倒し開院されるもようのため、県でも遅れることなく事業進捗がなされるために、11年度の発注に向けて事業費を確保する必要がある。
 要望事業費は10億6500万円。工事は2〜3カ年の継続工事となり移転新築する新善通寺養護学校の規模は、校舎棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ6076平方b、体育館が同造2階建て延べ923平方bで、校舎棟と体育館は一体的な建物となり、建て替えられる新善通寺病院と連絡通路で結ばれる。設計は三野設計(丸亀市)が担当した。敷地は善通寺病院隣接地の9000平方b余り。11年度事業費には国立病院機構からの用地取得費も盛り込まれる。
 新施設は、生徒の交流の場となる多目的ホールを中心に管理部門、体育館、校舎を機能的に融合させる配置構成となっており、環境へ配慮し屋上緑化や太陽光発電、雨水利用などを考慮した設備を有している。校舎内には小プール(14b×10b)も設置される。見込学級数は小学部12学級、中学部10学級、高等部12学級。
 善通寺養護学校は現在、善通寺市善通寺町にあり、国立病院機構香川小児病院と隣接しているが、国立病院機構の再編成計画(1999年3月)で、香川小児病院の善通寺病院との移転統合が決まったため、県は医教連携を維持することから善通寺養護学校の善通寺病院内への移転を決めた。
 当初、新善通寺病院の開院が11年4月とされていたため、県は同校の開校も同時期を目指し作業を進めていたが、新病院の基本計画見直しにより開院時期が14年度にずれ込んでいる。
 近く新善通寺病院の入札手続きが始められるが、病院の開院時期が14年度から前倒しされる可能性があるため、県は11年度に新善通寺養護学校の建設事業費を確保することとした。