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建設経済新聞社
2011/01/24

【京都】月ヶ瀬ニュータウン入口周辺に 地域振興・休憩施設「道の駅」構想

今後 地権者と交渉へ
 南山城村は、かねてから構想していた「道の駅」について、候補地を国道163号沿いの月ヶ瀬ニュータウン入口周辺に絞り込んだ。今後地権者と交渉を進める考えだ。
 京都府が進める国道163号北大河原バイパスのトンネル工事で発生する残土を、村の活性化に有効利用できないかというのが構想の出発点。村の基幹産業である1次産業の農業を発展させ、食品加工の2次産業、流通・販売の3次産業を加え、経営を多角化する6次産業化を図るねらいもあり、地域振興施設やトイレ・駐車場などの休憩施設、案内所などからなる道の駅を構想した。
 京都府内の道の駅は大半が中部・北部地域に集中しており、南山城村の構想が実現すれば南部地域では初めての道の駅となる。周辺にも道の駅がないことから競合も少ないとみている。
 南山城村北大河原の月ヶ瀬ニュータウン入口周辺の山林を候補地として選定。約1万u程度の用地確保が必要とし、近く地権者との交渉を始める。22年12月の一般会計補正予算では魅力ある村づくり事業1859万円を確保。道の駅構想用地調査費に充てている。