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建通新聞社四国
2011/03/18

【高知】延べ業者数5367者 県が等級格付け

 高知県土木部建設管理課は、2011年度等級格付けとランク基準を発表した。それによると、全28業種の延べ業者数は5367者で10年度当初に比べ23者の増加。実業者数では、1508者で10年度に比べ32者の減少となっている。減少数が大きい業種は土木一式工事が14者減、建築一式工事と管工事が8者減、水道施設工事が6者減などで、8業種で減少した。一方、増加した業種では、とび・土工・コンクリートと鋼構造物が13者、機械器具設置が8者、ほ装が6者、内装仕上げが5者増などとなっている。
 10年度との比較では、Aランクが、土木一式工事で6者、建築一式と管工事が8者、とび・土工・コンクリートが12者、塗装が7者、電気が6者、ほ装で5者それぞれ増加している。Bランクでは、鋼構造物が12者、土木一式で7者、機械器具設置で5者、内装仕上げで4者、建築一式と大工、屋根工事で3者それぞれ増加した。一方、管工事で16者、塗装で10者、水道施設で9者、造園で4者減少した。
 11年度のランク基準は、全28業種を対象に完成工事高の有無によるランクの変動で、@完成工事高のない業者は、総合点数による本来のランクより1つ下位のランクに位置付ける(例・Aランク→Bランク)。最下位ランクの場合はそのままとするA@の作業の後に、同一ランク内で、完成工事高のある業者を上位に、完成工事高のない業者を下位に置き、それぞれについて総合点数の順に並べて位置付ける。