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建設経済新聞社
2011/04/04

【京都】木津中学校の改築計画 6月までに設計 工事は24年度 事業費は15億6900万円見込む

 木津川市は、同市相楽高下の木津中学校改築を計画している。事業費約15億6900万円を見込んでおり、今後早期に設計を発注して進め、24年度からを見込む改築工事に備える。
 同市は、23年度当初予算で木津中学校改築工事設計費を債務負担行為として、限度額1億2890万円を設定しており、6月までに設計を一般競争で入札する予定。設計の履行期間は約12ヵ月。
 工事は24年度から26年度までの3ヵ年を想定する。敷地南側の運動場に新校舎と屋内運動場(体育館)を改築整備、25年度に完成させる。その後、26年度に既存校舎棟等の解体にとりかかり、跡地を運動場として整備する計画。事業費は約15億6900万円を見込む。新校舎棟は延約9000u、屋内運動場(体育館)は約1500u(武道場を含む)、運動場は1万1000u。解体対象はRC造5棟(約5400u)及びS造1棟(約350u)。

棚倉小学校の改築計画
26年度から工事を予定
事業費は約8億6500万円

 同市山城町綺田局塚の棚倉小学校の改築工事は、26・27年度の2ヵ年で計画する。それを見据え25年度から設計業務に着手する予定。
 新校舎の規模は、13学級、延べ面積約4000uを想定する。26年度から北校舎と屋内運動場(体育館)の間に改築校舎を整備、27年度に完了させる考え。その後、引き続き北校舎の解体を実施する予定。事業費は約8億6500万円を見込む。

木津中央の新設小学校
設計入札は6月までに
工事は24・25年度を予定

 木津中央地区で計画する新設小学校について、23年度から基本設計に着手する。23年度当初予算に債務負担行為として新設小学校新築工事設計費の限度額9200万円を設定している。
 独立行政法人都市再生機構(UR)がJR木津駅東側の木津川市木津他の約245・7fを対象に木津中央特定土地区画整理事業を進めており、今後住宅建設が開始され、開発が進展すると地区内児童が通う学校が必要になり、同市が小学校建設を計画しているもの。
 建設予定地は区画整理事業用地内を南北に貫く都市計画道路東中央線の西側、文教厚生ゾーン17・9f。
 規模は校舎棟RC造3階建、延約7500u、屋内運動場(体育館)RC造約1500u、プール(25m×10m)を予定する。
 23年度は6月までに設計を一般競争で入札し着手。履行期間は13ヵ月を予定。工事は24・25年度の2ヵ年で進め、26年4月の開校を目指す。