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建通新聞社(神奈川)
2011/04/05

【神奈川】川崎市 A等級が全業種で増加

 川崎市の2011・12年度工事請負登録業者のうち、主要7業種の登録者数は延べ2498者で、前回登録分(09・10年度)から191者増加した。全業種とも市内、準市内、市外業者のすべてで増加。特にAランク業者は、「空調・衛生の準市内業者」が減少したものの全業種で増加した。(表参照)
 市内業者の中で増加率の高いのが「建築A」で、前回の20者から60%増の32者。このほか「下水A」が23者から32者、「空調・衛生A」が27者から34者に増えた。
 市外業者では、「水道施設B」(72・7%増)と「電気B」(68・4%増)、「建築B」(40・0%増)、「土木C」(35・3%増)、「土木D」(35・7%増)、「建築C」(33・3%増)、「空調・衛生A」(30・8%増)が増えている。
 一方、減少したのは市内業者の「下水B」(98・4%)と「下水D」(85・7%)、「建築D」(98・0%)、「電気B」(95・8%)、「電気C」(93・4%)、「空調・衛生B」(96・3%)、「水道施設C」(86・1%)。
 市外業者では、「土木B」(87・5%)と「下水B」(84・2%)、「下水C」(37・5%)、「舗装B」(75・0%)、「舗装C」(83・3%)、「建築D」(85・7%)、「水道施設C」(57・1%)が減少した。
 前々回(07・08年度)からの推移をみると、前回(09・10年度)の登録時にほとんどの業種で減少し、今回、増加に転じているものの、前々回の水準には戻っていないことが分かった。