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建設経済新聞社
2011/05/10

【京都】野田川大宮道路新設改良 23年度 橋梁工本格化 第3四半期以降順次発注へ

 京都府道路公社は23年度、事業費15億円をあて、地域高規格道路鳥取豊岡宮津自動車道一般国道312号野田川大宮道路道路新設改良事業の築造工事を計画している。
 鳥取豊岡宮津自動車道は、鳥取市から豊岡市を経て宮津市に至る延長約120qの地域高規格道路で京都縦貫自動車道と連結し、京阪神地域との交流を連携するとともに、北近畿の広域的なネットワークを形成する重要な路線だ。
 野田川大宮道路は、23年3月に供用開始した宮津与謝道路と接続し、京都縦貫自動車道とともに府最北の京丹後市と府南部地域を結び、丹後地域の社会経済や観光を支援するとともに、冬季の交通困難箇所である水戸谷峠等現道の国道312号における交通の円滑化・安全性向上を図るもの。
 同事業は、全体計画としては、宮津市須津から京丹後市大宮町森本を結ぶ延長4300m、幅員は10mで2車線を想定。総事業費としては約160億円と見込んでいる。これまでに測量設計、用地補償、築造工事に着手しており、事業費約21億円分が完了している。
 23年度箇所決定によると、今年度は用地補償を推進するとともに、橋脚及び橋台を設置する橋梁工事をはじめ、本格的な築造工事を実施することとしている。工事については、12ヵ月を工期と定め、一般競争で第3四半期以降の発注を予定している。