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建通新聞社四国
2011/05/10

【香川】70者減の4178者 県内の建設許可業者

香川県内の建設業における許可業者数が、知事許可と大臣許可を合わせた総数4178業者(2011年3月31日現在)で、昨年より70業者減少し依然として年々減少傾向にあることが、県土木監理課の集計で分かった。ピークだった1999年度末からは16%に当たる772業者減少したこととなる。
 知事許可数は昨年同期より77業者減の4084業者。反面、大臣許可数は7業者増の94業者となっている。
 県内の建設業許可業者数は、99年度末の4950業者をピークに減少している。
 土木事務所管内別では、前年から最も多く減少したのは、高松土木管内の51業者、次いで長尾土木管内の15業者減少している一方、西讃土木管内では微増している。
 基幹業種である「土木一式」では、長尾土木管内で8業者減、小豆事務所管内で3業者減、高松土木管内で10業者減、中讃土木管内で12業者減、西讃土木管内で5業者減。「建築一式」では長尾土木管内で5業者減、小豆事務所管内で2業者減、高松土木管内で15業者減、中讃土木管内で2業者減、西讃土木管内で2業者減少するなど、すべての地区で減少している。
 ほか、業種別では18業種で増加、7業種で減少しており、「土木」と「建築」では2〜30業者減少している。一方、「大工」「屋根」「タイル」の3業種では20業者程度増加している。
 建設許可業者の減少傾向は、建設投資が減少しだした3年後から顕著に表れだしており、今後も減少傾向は続くと見られる。