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建設経済新聞社
2011/05/11

【京都】京丹波町坂原で林道整備 橋梁(L7m)の架替えも 総事業費4億6540万円見込む

 京丹波町坂原で林道整備事業が始動する。23年度はルートの選定などを進める。
 このほど事業採択され、23年度から事業が始動する。計画によると、京丹波町坂原で林道塩谷長谷線を新たに整備。森林管理道峰線、NTT管理道とを結ぶことで将来的には1本の道路として活用される予定。間伐等の作業道や間伐材・主伐材等の市場までの搬出道とする。また集落間の迂回路としても利用できるようにする。林道開設で森林施業の省力化や低コスト化を推進し、生産コストの低減と森林の公益的機能の向上を図る。
 林道塩谷長谷線の延長は4800m、幅員3・0m。林道塩谷長谷線の南側で使用されている林道大谷線では林道改良事業として橋梁架替え(L7・0m、W3・0m)も行う。事業期間は23年度から29年度までの7ヵ年。総事業費は4億6540万円を見込む。
 23年度は事業費3040万円を計上。ルートの選定を行った上で生態調査など基礎的な調査に乗り出すほか、大谷線の橋梁架替えの測量設計などを進める考え。ルート選定などの基礎調査、大谷線の橋梁架替えの測量設計はともに7月から9月末までに入札で担当業者を決める予定。橋梁架替えは工事も含め23年度中に実施する考えで、10月〜12月末頃までに入札する予定。