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北海道建設新聞社
2011/05/24

【北海道】グラン・ヒラフスキー場が施設リニューアル−50周年で 

 ニセコ高原観光(倶知安町山田204、平松徹社長)は、ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフスキー場のゴンドラを更新し、スキーセンターを新設する。ゴンドラは日本ケーブル、ゴンドラ駅舎とセンターの主体は竹中土木、同電気は樋口電気工業と日本電設工業がそれぞれ担当。6月に着工し、12月上旬のオープンを目指す。総事業費は約13億円を見込んでいる。
 スキーリフト営業開始50周年を記念した施設リニューアルの第1弾。ゴンドラは日本ケーブル社製の単線自動循環式。既存の2倍の8人乗りで、秒速も4mから6mにアップする。ゴンドラ更新に伴い、駅舎は400m²ほど増築し、延べ1634m²に広げる。
 ゴンドラ駅舎の向かいに新築するスキーセンターはRC造、2階、延べ1540m²の規模。1階にチケット販売窓口、売店や救護室などを設ける。2階にはアフタースキーを楽しむレストランやオープンカフェを備える。設計はフリークス一級建築士事務所。
 このほか、ゲレンデの一部にキッズレッスンエリアとして、動くカーペットや室内休憩所を新設。休憩所は瀬尾建設工業が設計施工を担当している。