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建通新聞社
2011/05/26

【大阪】大阪府都市整備部の高槻東道路 大跨線橋の設計を本年度開始 JRと阪急上に310m

 大阪府都市整備部は、新名神高速道路の高槻インターチェンジ(IC)へのアクセス道路と国道171号のバイパス道路となる(仮称)高槻東道路の整備計画で、JRと阪急の線路をまたぐ大規模な跨線橋について、2011年度中に詳細設計を委託する考えだ。12年度末までに詳細設計完了。13年度以降に工事着手する見通しだ。
 新設する跨線橋の延長は310mで、名神高速道路を越えてJR東海道本線と阪急京都線を一気に跨ぐ。橋梁の上部は12径間で、A〜Eの5工区に分割して進める計画。
 A工区は3径間連続混合箱桁、B工区は2径間連続PC箱桁、C工区は2径間メタル鋼単純少数箱桁鈑桁橋、D工区は7径間連結中空床板橋、E工区は2径間連結ポステンバルブT桁。橋脚は17基を予定している。
 国道171号側には延長約150mの取付道路を整備する計画だ。完成は18年を予定。場所は高槻市梶原ほか。
 高槻ICは、高槻市成合に新設が計画されており、高槻東道路はICから伏見柳谷高槻線を交差し、新名神高速道路沿いに整備する。最終的には、国道171号を交差して十三高槻線までつながることになる。総延長は3.9q。
 本年度から工事発注を開始。WTO対象工事となる「高槻東道路(成合工区)道路改良工事その1」など5件を5月ごろから順次発注する予定。