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建設経済新聞社
2011/05/27

【京都】野球場スコアボード改築 LED付の電磁反転式に 予算承認後早々に設計

見やすいスコアボードに改築(亀岡運動公園野球場)
 亀岡市は、吉川町の亀岡運動公園の野球場スコアボード改築事業を単年度で進める。昼夜にかかわらず観客が見やすい表示となるよう抜本対策を施すもので、予算案の承認後早々に設計を発注する構え。
 亀岡運動公園野球場は軟式野球場として、各種軟式野球大会や練習等で利用されており、22年度の年間利用は193件。現在のスコアボードは昭和56年設置で約30年が経過。修理に必要な部品が製造中止のため、故障で使用できない状況で、現在は手動による得点ボードで表示し対応している。野球場で開催される大会の運営にも支障が出ているため、抜本的な対策を図る。
 6月一般会計補正予算案に野球場スコアボード改築事業費として5315万円を充当した。事業概要は、実施設計のほか、基礎工事、既設スコアボード撤去解体、配線工、仮設工、スコアボード設置。新しいスコアボードにはLED付の電磁反転式を採用する考えで、昼はLED、夜は電磁反転式とし、昼夜にかかわらず観客が見やすいスコアボードを実現させる。
 補正予算案は31日の定例市議会に提出、審議する。議会で予算案承認後早々に設計を外注する構え。工事は秋頃から年末にかけて着手する見通しで、24年3月末までに完成させる。