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建通新聞社
2011/05/31

【大阪】大阪府 寝屋川南部地下河川2kmと下水道増補幹線24kmがネットワーク あす供用開始

 大阪府が建設している国内有数の地下河川である寝屋川南部地下河川事業で、新たに地下河川2kmとこれにつながる下水道増補幹線の6幹線24kmが、あす6月1日に供用開始となる。地下河川と下水道幹線の雨水一体貯留は全国初。供用済みの地下河川と合わせて、96万M3を貯留できる。
 寝屋川流域は急激な都市化により、大雨が降ると雨水があふれやすく、過去幾度となく浸水被害を受けてきた。しかし、地上部は密集市街地で治水事業が困難。このため、府は新たな治水対策として、地下に新たなトンネル(地下河川)と、地下河川まで直接雨水を集めて流す新たな下水道管(下水道増補幹線)を一体的に整備することで流域の治水機能を向上させる地下河川・下水道増補幹線事業を進めている。同方式は全国で唯一。
 今回供用開始するのは寝屋川南部地下河川が最上流部の若江立坑(東大阪市若江西新町2)から美園立坑までの2q。下水道増補幹線が中央南増補幹線など6幹線。
 これにより寝屋川南部地下河川は、9.2kmから11.2kmとなる。下水道増補幹線の供用は今回が初めて。雨水貯留容量の96万M3は、25mプール3,200杯分。今回の供用開始により「1時間に40oを超える雨でも、ほとんど浸水被害が発生しなくなる」としている。