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建設経済新聞社
2011/06/02

【京都】太陽光発電とLEDライト 4号庁舎に設置 今夏にも着手

 南丹市は、園部町小桜町の市役所4号庁舎に太陽光発電設備とソーラーライトを設置する。今夏にも工事着手するとみられる。
 市は市庁舎の手狭さの解消を図るため、隣接する旧京都地方法務局園部支局庁舎の建物を取得。4号庁舎として活用する。22年9月補正予算で市庁舎等改修事業費300万円を確保。同年10月にエレベーター設置・空調設備改修・壁撤去・LAN工事を行うため、改修工事の設計を野中建築設計事務所(南丹市)に委託した。22年12月補正予算で市庁舎等改修事業費5764万円(設計監理委託料250万円、工事請負費5500万円他)を予算化した。工事は6月末までをメドに発注する見通し。
 今回は別途、京都府の「省エネ・グリーン化推進地域エコ活動支援事業」の補助金内示を受け事業費を予算化した。同事業は公共施設等に設置される定格出力10kw未満の小規模太陽光発電設備、ソーラーライトの設置事業を支援するもので、補助基準額は太陽光発電施設が70万円/kw、ソーラーライトが150万円/基。府内では宇治田原町で事業化されている。
 市は6月の補正予算案に2100万円(設計監理委託料150万円、工事請負費1950万円)を計上しており、予算承認後、設置に向け準備を進めていく。
 事業内容は、4号庁舎の屋根に太陽光発電設備(10kw未満)を設置するとともに、LED照明のソーラーライトを設置する。市によると、支所には太陽光発電設備等が設置されているところもあるが、園部町の1〜3号庁舎には設置されていないという。