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建通新聞社(中部)
2011/06/08

【愛知】豊明市 市役所庁舎耐震化へ診断調査を今月中に

 豊明市は、市役所庁舎の耐震補強事業に向けて、6月中をめどに本館庁舎の耐震診断、調査業務を委託する見通し。調査結果を基に2012年度に設計を委託、13年度の耐震化工事発注を目指している。
 診断、補強の対象となるのは、庁舎西側の本館部分。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て(塔屋付き)延べ7694平方b。外装は、屋根が防水モルタル(金こて仕上げ)一部ALC版下地露出シート防水、外壁が黒変タイル張り。
 竣工は1972年8月で、配管などの老朽化も進んでいることから、給排水設備などの改修も視野に入れて耐震化を検討する。給排水衛生設備は、高架水槽が18d、給水引込量水器、厨房、スプリンクラーなど。
 同庁舎は、04年に完成した東側の増築部分(鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ2783平方b)もあるが、今回の耐震補強では対象としてないため、診断しない。
 所在地は新田町子持松1ノ1。新築時の設計は浦野設計(名古屋市西区)。建築はフジタ(東京都渋谷区、当時はフジタ工業)が担当した。