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日本工業経済新聞社(山梨)
2011/06/16

【山梨】道築橋を耐震補強 設計は建設技術が担当 県富士東部建設

 県富士東部建設事務所は、大月市七保地内に架かる道築橋について、耐震補強工事を計画している。
 現在、補強に向けて設計業務に着手している段階で、今後、橋梁の耐震方法などを詰める考えでいる。
 これは、橋梁長寿命化の一環として、既存の橋梁について補強を実施するというもの。
 橋梁が位置している場所は、国道139号沿線、大月市七保町にある深城ダムを小菅村方面に進み、奈良倉トンネルに入る直前に架けられている橋。今後は、この奈良倉トンネルと、現在開通に向けて整備が進められている、(仮)松姫トンネルとを、左右に誘導する分岐点となる位置にあるため、既存の改良などの検討作業に入るもようだ。現在、(仮)松姫トンネル整備のため、道築橋の一部の欄干が外され、搬入口として活用している状況だ。
 橋梁の概要は、1996年頃に竣工された鋼桁橋で、橋長は72m、W8・5m。
 現段階で想定される耐震方法については、1基ある橋脚の巻き立てなどによる補強が考えられているが、今後の現場調査や、設計業務の進捗に合わせて、内容を詰めていく。
 設計業務は、建設技術研究所(東京都中央区日本橋浜町3−21−1、電話03−3668−0451)が担当し、2012年1月までの納期で進める。



提供:山梨建設新聞