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建通新聞社(中部)
2011/06/23

【三重】東員町は6月公告分から一般競争入札の適用範囲を拡大

 東員町は、6月公告分から、条件付き一般競争入札の適用範囲を予定価格「130万円以上」に拡大し、入札方法は「簡易審査型」と「事後審査型」の2種類とすることを明らかにした。
 これまで一般競争は、予定価格1000万円以上の案件で実施していたが、今後は原則、予定価格130万円以上の建設工事(土木、建築、舗装、造園、電気、管)を対象に実施する。
 入札方法では、予定価格130万円以上2500万円未満(建築一式は5000万円未満)を簡易審査型条件付き一般競争入札とし、従来の一般競争入札参加資格確認申請で提出を義務付けていた書類のうち、「工事実績や配置技術者などの確認」については、公告で求めた場合を除き、一部の審査を省略する。これにより、「参加資格要件を満たしていない者のみ通知する」など入札期間を短縮する。 また、予定価格2500万円以上(建築一式は5000万円以上)は、事後審査型条件付き一般競争入札とし、従来の一般競争入札参加資格確認申請で提出を義務付けていた書類のうち、「配置技術者などの審査」を入札執行後に行う。予定価格の制限範囲内(最低制限価格を設けた場合は、予定価格と最低制限価格の範囲内)で、かつ最低の価格で入札した者を落札候補者とし、資格要件を確認後、落札者として決定する。
 予定価格は従来通り事前公表する。また、予定価格1000万円以上の建設工事では原則、最低制限価格(予定価格の3分の2から10分の8・5の範囲内で工事内容ごとに算出)を設ける。