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建通新聞社(神奈川)
2011/07/06

【神奈川】新設住宅着工 5月は分譲マンションが3000戸

 国土交通省の建築着工統計調査報告によると、神奈川県内の5月の新設住宅着工戸数は7840戸で、前年同月と比べ52・9%増となった。7000戸台後半になったのは2008年9月(7661戸)以来32カ月ぶり。5月は100戸を超える大規模マンションの着工が多く、07年4月以来49カ月ぶりに分譲マンションが3000戸を超えたのが大幅増の大きな要因。
 利用関係別では、分譲住宅が前年同月比180・2%増の4444戸で、4000戸を超えたのは08年3月以来38カ月ぶり。内訳はマンションが1138・2%増の3108戸、一戸建て住宅が同0・2%減の1328戸。持ち家が同1・5%減の1427戸、貸家が同0・4%増の1954戸、給与住宅が同89・7%減の15戸で、分譲マンションだけが大幅に増加した。
 新設住宅の着工床面積は前年同月比62・1%増の66万5580平方b。全建築物の着工床面積は同38・0%増の86万1209平方bだった。