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福島建設工業新聞社
2011/07/08

【福島】応急仮設住宅/県内事業者に1000戸2次公募

 県は、応急仮設住宅1000戸程度の追加供給を決め、県内建設事業者の公募(2次募集)を実施する。市町村からの追加要請に対応したもので、12日に県HPで性能、品質などの公募要件を公表。同日から19日まで募集を行う。今回は、募集テーマとして@解体が容易で移築しやすい住宅Aコミュニティの形成に配慮した住宅団地―を設定し、事業者の選定を行う。
 応急仮設住宅の供給については、県内事業者が整備する4000戸を含め、当初目標としていた1万4000戸について7月末までに概ね完成する見通しとなっている。しかし、市町村からの要請戸数は7日時点で1万5584戸に上っており、新たに必要となる応急仮設住宅について、県内に本店を置く建設事業者等を対象に公募することとした。
 市町村別の要請戸数(カッコ内は着工済戸数)は次の通り。
 ◆自罹災住民向け▽国見町68(68)▽桑折町14(14)▽須賀川市194(194)▽田村市360(360)▽鏡石町100(100)▽白河市140(140)▽西郷村42(42)▽矢吹町85(85)▽新地町573(573)▽相馬市1336(1336)▽南相馬市2096(1596)▽いわき市351(351)◆計画的避難区域▽川俣町230(230)▽飯舘村660(660)◆避難住民向け▽大熊町1229(612)▽富岡町1820(1582)▽浪江町2763(2754)▽楢葉町1131(890)▽広野町700(375)▽葛尾村440(440)▽川内村488(321)▽双葉町764(505)