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日本工業経済新聞社(茨城)
2011/07/15

【茨城】メガソーラー完成 県中央水道で発電開始式 県企業局

 県企業局が県中央水道事務所(那珂市豊喰)に整備を進めていた1000kwの太陽光発電設備(メガソーラー)が完成し、14日に発電開始式が挙行された。橋本昌知事らが発電開始のスイッチを押し、新たな自然エネルギー施設の誕生を祝った。
 橋本知事は「自然エネルギーの利用拡大は重要。潟潟Nシル岩井工場や産業技術総合研究所に次いで県内3番目の発電出力となるメガソーラーが誕生した。今後も積極的に自然エネルギーの普及促進を図りたい」と述べた。
 その後、橋本知事らが発電開始のスイッチを押すと、液晶モニターに示された発電数値が上昇。渡邊一夫企業局長ら関係者約50人がモニターに近づき、自然エネルギーによる発電を確認した。
 今回、1枚当たり最大出力208・4kwの太陽電池モジュールを敷地1・4haに4800枚設置。直流電流を交流電流にするパワーコンディショナーは500kwを2基設置した。年間発電量は105万kwを想定。同局は、これまでに水戸、関城、利根川の3浄水場で太陽光発電設備を整備。来年度には、新たに鹿行水道事務所への整備を予定している。
 渡邊企業局長は「メガソーラーの設置は第一ステップ。次は蓄電機能を段階的に整備していきたい」と述べている。



提供:日本工業経済新聞