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福島建設工業新聞社
2011/07/22

【福島】今年度に基本構想/伊達市が市民ホール整備計画

 伊達市は、市民ホール(仮称)の整備を計画しており、基本構想策定に向けて今年度当初予算に事業費504万円を計上した。8月には市民ホール整備検討委員会を立ち上げ、9月に第1回会合を開く予定で、今年度内7回程度の会合を通して基本構想案をまとめていく方針。
 市民ホール整備事業は、市の新市建設計画(23〜27年度)にも盛り込まれ、同計画では23年度から5年間のうちに基本構想を策定するとしていた。今年度は公募委員4人を含む有識者ら14〜15人程度で構成する整備検討委を設置して建設地や施設機能・規模等を協議し、年度内にも市長に基本構想案を答申する見込みだ。
 同市内には社会教育施設として26公民館、文化施設では保原市民センター(収容可能人数400〜700人程度)やふるさと会館(同300人程度)があるが、1000人以上収容可能な施設はない。今後は同検討委等で充実した音響設備を備えた多目的施設の必要性、収容可能人数など市民ニーズを把握しながら、工程・必要経費も含めて整備に向けた検討を進めていく。