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建通新聞社
2011/07/26

【大阪】大阪府タウン管理財団 泉ヶ丘駅前の商業ビル(財団持分)と駐車場を一括売却 公募型プロポーザルで

 大阪府タウン管理財団泉北事業本部は、泉北ニュータウンへの玄関口である泉ヶ丘駅前地区の駅北エリアで、市街地住宅ビル(商業施設)の財団持分と駐車場ビルを公募型プロポーザル方式により一括売却する。9月12日〜22日に応募提案書類を受け付け、10月中旬にプレゼンテーションと審査を経て最優秀提案者を決定。2012年1月下旬に対象資産を引き渡たす。
 対象物件のうち、商業施設は、堺市南区竹城台1−1−3の土地6,366u(うち財団持分69/100)と竹城台1−1−2の建物のうち、3,417uの財団専有部分。第2駐車場ビル(堺市南区竹城台1−1−4)は、土地2,156uと2,842uの建物。最低制限価格は4億7,100万円。
 市街地住宅ビルは、全体で鉄骨鉄筋コンクリート造10階建て延べ1万9,443u。土地を所有する財団とコノミヤ(民間企業)、UR都市再生機構の間で賃貸借契約が締結されている。
 事業実施の条件は、「機能維持」に関して、@泉北高速鉄道泉ケ丘駅への連絡通路との接続と歩行者の動線を維持A現在の駐車場施設(151台)と同等程度の収容規模と機能を維持。「地区センター」として、@機能とその用途・役割を維持A泉北ニュータウンの再生及び活性化に協力すること−など。
 泉ヶ丘駅前では、泉北ニュータウン再生府市等連携協議会が「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」を策定しており、これを踏まえた計画とする。
 募集要項などは、財団のホームページからダウンロードできる。