トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2011/07/29

【神奈川】千代田化工建設、MM21地区に集約

 石油や天然ガスなどエネルギープラント建設大手の千代田化工建設(横浜市鶴見区中央2ノ12ノ1)は、横浜市や川崎市に分散しているオフィスを、横浜市西区のみなとみらい21地区内に集約する。移転の時期は2012年6月末〜7月上旬を予定。経営基盤の強化と、ITやオフィスなどのインフラ投資を具体化する。既存施設の跡地利用については明らかにしていない。
 集約するのは本店と子安オフィス・リサーチパーク(横浜市神奈川区守屋町3ノ13)、管理部門の川崎オフィス(川崎市幸区、ソリッドスクエア西館内)など。移転先は、42街区に建設中の「みなとみらいグランドセントラルタワー」で、同ビルの8〜25階フロアに入居する。
 同社本店は、1968年に現在地に移転した。敷地面積は1万6321平方b。JR京浜東北線と京急線の鶴見駅から徒歩10分の場所に立地しており、移転後の利用策が注目される=図。敷地面積2万8368平方bの子安オフィス・リサーチパークは、引き続き研究開発センターとしてグループ企業が使用する。
  *
 千代田化工建設が移転するグランドセントラルタワーは、丸紅・三菱商事などで構成する「MM42開発特定目的会社」(東京都千代田区神田神保町1ノ11)が9月の完成を目指して建設しているもので、規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上26階建て延べ11万4544平方b。高層業務棟と、低層部に商業施設を配置するCASBEE横浜認証制度Sランクの省エネビル。商業フロアのテナントはほぼ決まっており、12年3月に先行オープンする。所在地は横浜市西区みなとみらい4ノ6ノ2。
 設計は東畑建築事務所(東京都千代田区)、施工は鹿島横浜支店。