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福島建設工業新聞社
2011/08/22

【福島】査定決定額、決定被害額の1割/公共土木関係はほぼ半数査定完了

 震災、津波による公共施設等被害の査定で、決定した復旧額の累計は、8月第2週を終えた段階で被害額計5990億6400万円に対し、およそ1割強の601億9000万円となった。
 件数ベースでは被害報告1万865件に対し、3割近い3083件まで完了しているが、新潟・福島豪雨による被害の査定も今後加わることから、査定の日程はさらに厳しさを増すものと予想されている。
 件数ベースで最も進度が早い公共土木関係は、被害件数のほぼ半数まで査定が進んだ。今月に査定入りした文教施設は、これまで2次の査定が行われたが、実施率は件数ベースでまだ4%にとどまる。
 今週は公共土木、農地・農業用施設の10次、漁港の2次、森林土木施設(林道)の5次査定の日程が組まれている。