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建通新聞社四国
2011/09/02

【徳島】今秋から用地買収 横断道 立江櫛渕地区

 四国横断自動車道の阿南IC〜徳島東IC間(約17・7`)のうち小松島市立江櫛渕地区(約2・6`)および徳島市大原地区(約2・2`)の設計協議が合意したことを受け、両地区で調印式が行われた。立江櫛渕地区では、今秋から用地買収に着手する予定で準備を進める。
 阿南IC〜徳島東IC間では、2007年2月から設計協議に着手。このうち、阿南IC〜小松島IC間(約10`)については、現在までに6地区で設計協議が完了しており、8月27日に小松島市のふれあいセンター立江で行われた立江櫛渕地区の調印式により7地区全てで合意。11年度は、田野地区で橋梁下部工を進めているほか今後、前原地区で工事用道路の整備に着手する予定。
 小松島IC〜徳島東IC間(約7・7`)では、大原地区が初の設計協議調印となった。今後、残る中田地区(約0・3`)、江田地区(約0・8`)でも協議を進めていく。
 8月30日に徳島市大原町の勝占東部コミュニティーセンターで行われた大原地区の調印式(写真)には、国、県、市の関係者、地元住民らが出席。国交省の小林稔徳島河川国道事務所長、飯泉嘉門知事、原秀樹徳島市長と地区対策協議会会長の小林健二氏が確認書に調印した。あいさつに立った飯泉知事は「夜遅くまで協議を積み重ねて頂いた皆様に対し感謝します。今後、用地買収に入りますが、これからも変わらぬご支援をお願いします」と事業進展に向け協力を求めた。