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建通新聞社四国
2011/09/16

【香川】年度内外注は流動的 高松市の実施設計2件

 高松市は、都市計画道路木太鬼無線西春日鶴市工区のトンネル電気施設と鶴市地区道路工の実施設計2件を2011年度に外注する方針だったが、事業費確保の関係で流動的になった。
 だが市では14年春の同工区の供用開始を目指していることから、早期の外注が求められる。
 2件とも延長約2`の西春日・鶴市工区内。トンネルの電気施設は12月に本体が完成する峰山と浄願寺山の間を貫くトンネル(延長502b)に設置するもので、貫通後、上下水道局が導水管を敷設(契約済)し、12年度末のトンネル完成を目指しており、電気施設の整備も11年度または12年度での整備が求められる。
 鶴市地区の道路工は、トンネル西側坑口から香東川に架かる御殿橋までの延長約700b区間、幅員16b(両側歩道)。用地買収・補償が進められており、進捗率は約8割。
 西春日地区の延長825bについては道路土工が完了しており、舗装工と仕上げ工が残るのみとなっており、13年度末までに整備完了する。
 整備が進められている木太鬼無線は、2001年3月に都市計画決定された都市計画道路。木太町を起点に鬼無町藤井に至る東西の総延長7540bの路線、幅員は22b〜16b。未供用区間は西春日鶴市工区(約2`)のほか、三条工区(670b)と木太工区(250b)があり、両工区とも12年度の事業採択を目指している。