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建通新聞社(中部)
2011/09/20

【岐阜】海津市 統合庁舎の14年度までの完成を目指す

 海津市は、2011年度の着工を見合わせていた「統合庁舎整備事業」で、合併特例債が活用できる期限内の建設を目指しており、期限となる2014年度までには完了させる考えでいる。このため、早ければ12年度から工事着手する計画だ。
 統合庁舎整備では、新施設の建設と既設庁舎の耐震補強などを実施するもので、2カ年度で新庁舎を建設し、次年度に既設庁舎の耐震補強を実施する。
 新施設の計画規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約5200平方b。既設庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約4000平方b。建設地は海津町高須515で、新庁舎は海津庁舎の隣接地に建設する。
 今回の整備事業では海津庁舎、平田庁舎、南濃庁舎に分担している機能を集約するために実施する。耐震補強が完了した後に庁舎を統合するため、それまでに完成後の平田庁舎と南濃庁舎の利用法を決定する見込み。
 設計は内藤建築事務所中部支社名古屋事務所(名古屋市中区)が担当。