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建通新聞社(中部)
2011/09/26

【愛知】蒲郡市 斎場整備事業

 蒲郡市と幸田町で構成する蒲郡市幸田町衛生組合は、斎場建設の基本設計を12月までに発注する予定だ。
 蒲郡市が所有する斎場が築30年以上経過しており、炉や建物の老朽化が問題となっていた。また、幸田町は斎場を所有していないため町民の大部分が蒲郡市の斎場を利用しており、同衛生組合が実施主体となって整備することで、蒲郡市は施設建設、運営費のスリム化、幸田町は住民負担を軽減するメリットがある。
 計画では、蒲郡市斎場の駐車場に建設する予定。施設概要については設計の中で決定する。測量調査、地質調査も行う。所在地は竹谷町玉ノ木57。旧蒲郡市斎場の規模は、鉄筋コンクリート造平屋1243平方b。火葬炉が5基、汚物炉が1基、待合室4部屋などを設けている。
 今後のスケジュールは、2012年度に実施設計を行い、13〜14年度の2カ年で建設する予定。完成後、旧蒲郡市斎場は解体し、駐車場として整備する。また、斎場周辺の道路整備についても12年度以降に整備する見込み。