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建通新聞社四国
2011/09/30

【徳島】来年度に耐震改修 鳴門渦潮高校環境棟等

 徳島県は、2012年度に鳴門渦潮高等学校環境棟等で耐震改修を計画しており、各施設の設計に着手した。同校は、県立鳴門第一高校と市立鳴門工業高校が再編統合し、12年度から鳴門渦潮高校としてスタート。新高校を鳴門工業高校に設置することから今後、順次整備を進めていく予定。
 耐震改修に向け設計を進める施設の規模は、環境棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1195平方b。第1機械棟が鉄骨造平屋571平方b。第2機械棟が鉄骨造一部鉄筋コンクリート造2階建て延べ704平方b。プラント棟が鉄筋コンクリート造平屋330平方b。耐震改修では、構造補強、非構造部材・設備補強。内部改修として内装(壁・床・天井)、建具、屋上・屋根防水、外壁、鉄骨造外部階段、電気・給排水・空調設備など。なお、プラント棟では、耐震改修はしない。設計は宮建築設計(徳島市)が担当。
 この他、第2教室棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ949平方b。図書館が同造2階建て延べ715平方b。耐震改修では、構造補強、非構造部材・設備補強。内部改修として内装(壁・床・天井)、建具、屋上防水、外壁、鉄骨造外部階段、電気、給排水、空調設備など。設計は松村建築計画研究所(鳴門市)が担当。
 また、格技場などで解体工も計画。規模は、格技場が鉄骨造平屋496平方b、第3機械棟が同造平屋400平方b、格納庫が同造平屋100平方b、卓球場が同造平屋396平方b。設計は佐藤建築設計事務所(徳島市)が担当。所在地は鳴門市大津町吉永。
 新高校では、施設の耐震化、施設・設備などの教育環境を整備する必要があるため、12年度から14年度までの間は、鳴門第一高校(撫養キャンパス)と鳴門工業高校(大津キャンパス)の両校で授業を行い、15年度から鳴門工業高校側に統合することにしている。