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建通新聞社(神奈川)
2011/10/17

【神奈川】神奈川県2012年度予算 900億円の不足

 神奈川県政策局は、2012年度当初予算編成方針を各局と企業庁に通知した。12年度は約900億円の財源不足が見込まれ、「引き続き危機的な状況にある」とした上で、引き続き選択と集中の徹底によって、優先度の高い事業に財源を重点配分するとした。一方、地震防災対策などの喫緊の課題に対しては、厳しい財政状況の中でもスピーディーに取り組むとしている。
 12年度の県税収入は、個人県民税の年少扶養控除廃止により、11年度当初予算と比べて「一定の増収が期待できる」ものの、地方交付税などについては「前年度並みの財源確保が具体的に見込めない」と予想。歳出面では、介護や医療関係費、公債費などの義務的経費が大幅に増額となることから、現段階で約900億円の財源が不足するとみている。
 こうした中、選択と集中によって優先順位の見極めと事業の見直しをさらに徹底。より優先度の高い事業に財源を重点的に配分する。その際、個々の事業を一律に削減するのではなく、社会経済情勢や県民ニーズを踏まえ、関係団体とも調整した上で配分するよう求めた。
 地震防災対策など県を取り巻く喫緊の課題に対しては、「的確にスピード感を持って対応すること」としている。