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建通新聞社
2011/10/21

【大阪】大阪府 予定価格事後公表拡大 11月21日から土木C等級以上など 12年からは建築Cも

 大阪府は入札・契約制度で、全部局の予定価格事後公表の拡大を実施する。11月21日付の公告案件から土木一式工事でC等級以上、建築一式工事でB2等級以上、電気、管工事でB2等級以上の予定価格を事後公表とするほか、都市整備部などで舗装などの工種にも拡大。2012年10月からはさらに対象を拡大する計画だ。
 府では現在、B1等級以上の土木一式工事(予定価格1億8,000万円以上)、B1等級以上の建築一式工事(予定価格3億5,000万円以上)と電気工事、管工事(予定価格1億円以上)とプラント電気設備工事で予定価格の事後公表を実施している。
 11月21日から拡大では土木一式工事でB2等級(予定価格9,000万円以上1億8,000万円未満)とC等級(予定価格2,000万円以上9,000万円未満)、建築一式工事ではB2等級(予定価格1億8,000万円以上3億5,000万円未満)、電気工事、管工事でB2等級(予定価格5,000万円以上1億円未満)が加わる。また、都市整備部と環境農林水産部が発注する舗装工事、とび・土工コンクリート工事、造園工事、塗装工事などにも拡大。
 2012年10月からは建築一式工事のC等級(予定価格5,000万円以上1億8,000万円未満)、電気工事、管工事のC等級(予定価格2,000万円以上5,000万円未満)が加わるほか、対象となっていない工種にも順次拡大していく考え。
 府では、適正な競争環境の確保、不良不適格業者の排除などを目的に、10年11月以降、各部局単位で予定価格の事後公表を試行実施してきた。今回の拡大はこの試行結果を踏まえたものとしている。