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建通新聞社(神奈川)
2011/11/07

【神奈川】2011上半期新設住宅着工 県内は9・9%増

 国土交通省がまとめた建築着工統計調査報告によると、神奈川県内の2011年度上半期(4〜9月)の新設住宅着工戸数は3万7884戸で、前年同期と比べ9・9%増加した。分譲マンションが倍増したことが要因で、2年連続で前年同期を上回った。しかし、08年度同期(4万6506戸)と比べると18・5%減、07年度同期(4万1621)比でも9・0%減となっており、依然低い水準で推移している。
 11年度上半期の新設住宅着工戸数を利用関係別に見ると、分譲住宅が前年同期比37・6%増の1万6026戸。内訳はマンションが同111・6%増の8047戸、一戸建てが同1・0%増の7910戸。一方、持家は同4・2%減の8926戸、貸家は同5・6%減の1万2507戸といずれも減少した。給与住宅は同56・3%増の425戸だった。
 新設住宅の着工床面積は前年同期比15・3%増の318万4284平方b、全建築物の着工床面積は同33・3%増の512万6996平方bだった。
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 県内の9月の新設住宅着工戸数は前年同月比0・5%増の5750戸で、5カ月連続で前年同月を上回った。
 利用関係別では、分譲住宅が前年同月比3・9%増の2260戸。内訳はマンションが2・1%増の844戸、一戸建てが同3・6%増の1398戸。持家が同11・3%減の1473戸、貸家が同8・7%増の2017戸。給与住宅は着工がなかった。
 新設住宅の着工床面積は前年同期比0・4%増の47万4232平方bで、このうち分譲マンション(同11・6%増)と貸家(同13・0%増)が二けた増加、持ち家(同11・2%減)が二けた減少した。全建築物の着工床面積は同11・1%増の70万1348平方bで、居住用は同0・7%減少したが、非居住用が同51・5%増と大幅に増加した。