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建通新聞社(中部)
2011/11/16

【愛知】海部農林水産事務所 鷹居排水機場新築工事の実施設計を協和調査設計に委託

 愛知県海部農林水産事務所は、鷹居排水機場の建設工事に向けた全体実施設計を協和調査設計(名古屋市西区)に委託した。委託期間は2012年3月15日まで。
 工事は12年度内に着手する見通しで、16年度内の完成を目指す。12年度は下部工に着手しポンプ、上部工、除じん機、樋管と順次整備を進めていく。土木、建築、設備工事は、それぞれ別途で発注する予定。
 今回対象となる鷹居排水機場は1978年に建設され、老朽化と排水量の拡大を目的として今回の建設工事を実施する。流域面積は宝南1期地区で243f。施工地はあま市七宝町鯰橋1。
 施設規模は設計とともに検討を進めるが、鉄筋コンクリート造を予定している。使用するポンプは横軸斜流の700_と1000_で、1000_ポンプはエンジンの設置を予定しており、停電時の稼働も可能にする。排水量は毎秒3・06立方b。
 既設の排水機場は、チューブラポンプの700_と1000_で、ともに電気による稼働。排水量は毎秒2・4立方b。
 新築工事が完成した後、既設排水機場の解体工事に着手する見通し。
 そのほか、あま市内で四ヶ村排水機場の改修新築工事も予定しており、鷹居排水機場が完成後に着工できるように準備を進めていく。