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建通新聞社四国
2011/11/25

【愛媛】近く実施設計外注 みなら特別支援学校B棟新築

 愛媛県は、県立学校校舎等整備事業としてみなら特別支援学校(東温市見奈良)のB棟新築を計画しており、これに伴う実施設計を近日中にも外注するもようだ。現在の第1教棟を解体し建設するもの。2012年度の着工を目指し予算措置を図っていく考え。
 同整備は、校舎再編の一環として、施設機能を集約する形で来年3月25日までの工期で進めているA棟新築に続くもの。設計は解体を含め委託。新施設の規模は木造2階建て延べ約1766平方bでA棟とほぼ同程度となる見通し。解体する第1教棟は1972年に建設された鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1146平方bとなっている。
 このほか、みなら特別支援学校の施設耐震化ついては、同造2階建て延べ1524平方b(80年建設)の第3教棟の耐震改修も計画。診断・改修設計を12年2月15日の納期で鳳建築設計事務所(松山市)が担当し進めている。さらに寄宿舎4棟と体育館の耐震診断業務を大野建築構造事務所(松山市)に委託し、年内の完了予定で進めており、診断結果に基づき耐震化の必要性があるものについては12年度以降に順次、改修設計を外注していく方針だ。
 寄宿舎および体育館の対象規模は次の通り。
 ▽寄宿舎(第3宿舎)−鉄筋コンクリート造2階建て延べ631平方b 76年建設▽寄宿舎(第4宿舎)−同造2階建て延べ688平方b 79年▽寄宿舎(食堂棟)‐同造平屋258平方b 80年▽寄宿舎(第5宿舎)−同造2階建て延べ548平方b 80年▽体育館−鉄骨造平屋510平方b 73年