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建通新聞社
2011/11/25

【大阪】大阪市 先導的都市型エコ住宅供給事業者プロポ 1月下旬に公募 20戸以上の各戸にエコ技術

 大阪市は、先導的都市型エコ住宅供給事業者の公募型プロポーザル実施に向けたスケジュールと概要を公表した。募集要領(予定価格を含む)を2012年1月下旬に公表。応募提案書を5月下旬に受け付け、6〜7月に計画提案審査、落札者(事業予定者)の決定、土地売買契約の締結を予定。20戸以上の一戸建てで、各戸に発電・蓄電設備、高効率給湯設備、エネルギー制御設備を設置する。
 大都市特有の課題に配慮し、先導的な都市型エコ住宅のモデルとなる提案を求める。プロポーザルは、条件付一般競争入札(審査型)として実施する。
 事業対象地は、大阪市鶴見区横堤4−13の宅地2,899u。第1種住居地域。
 応募資格は、@1級建築士事務所、2級建築士事務所、木造建築士事務所のいずれかの登録A建築一式工事と土木一式工事で一般建設業または特定建設業の許可B自ら土地を取得して住宅開発と販売を行う宅建免許者−など。
 計画提案には、省エネ・創エネ・蓄エネに関して活用可能な汎用性のあるものを求める。できる限り一団の街区の形成を図り、維持管理の仕組みも考慮。
 条件は、@20戸以上の一戸建て住宅A各戸の敷地面積は80u以上B長期優良住宅の認定C最低限、発電・蓄電設備、高効率給湯設備、エネルギー制御設備を設置D敷地の3%以上を緑化−など。
 発電・蓄電設備は、太陽光発電、燃料電池コージェネレーションシステム、蓄電池−のうち2以上。エネルギー制御に資する設備は、HEMSまたは省エネナビ等−などの規定がある。
 契約締結後2年以内に建設工事に着手し、5年以内に全ての工事を完了する。
 計画提案への評価は、@全体計画10%A省エネなど50%B良好な住環境30%C事業実施10%−で行う。
 問い合わせは、都市整備局住宅部建設課団地再生グループまで。