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建通新聞社四国
2011/11/29

【香川】210カ所で19億円余 県の災害第3次査定

 台風12号と豪雨により9月1日から3日に被災した公共土木施設の災害査定が終わり県内210カ所で、総額19億4460万円余りの被災額が決定した(表参照)。今後、順次設計などを行い早期発注・復旧を目指す。通常は年度中に85%の発注を目指すこととなるが、今後の作業や時間的な制約もあり流動的。
 台風12号などによる県施設の被災個所は154カ所で17億7000万円余り、事務所別では長尾土木管内が最も多く64件、金額で6億7400万円、次いで高松土木管内が49件、6億5000万円発生している。
 市町管理施設の被災個所は56カ所で1億7400万円余りとなっており、綾川町で道路災害が19件、7700万円発生している。
 ほか台風12号後の15号の被災個所の災害査定は12月となるもよう。
 通常は発生年度に85%、残る15%を次年度と次々年度で復旧する。今後、設計を進め早期の発注を目指す。