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建通新聞社(中部)
2011/12/05

【三重】県土整備部 「伊賀広域防災拠点施設」既設校舎改修設計に着手 前野建築設計で

 三重県県土整備部営繕室は、防災危機管理部からの執行委任を受けて、「伊賀広域防災拠点施設整備(既設校舎改修)工事」の設計に着手した。旧上野農業高校の既設校舎を内部改修し、備蓄倉庫や災害対策本部機能などを備える工事で2011年度に設計、12年度の工事を目指す。設計担当は前野建築設計(津市)。施設整備に当たっては、内部改修のほか、防災危機管理部が12年度に荷捌き場などの敷地の舗装整備、防災行政無線の整備を行う予定で、13年度の供用を目指している。
 全体計画では、旧上野農業高校(伊賀市荒木1856)の県道伊那具荒木線東側の校舎敷地約1万5500平方b、グラウンド2万1500平方bに防災拠点施設を整備する。事業スケジュールでは、11年度に既設グラウンドを対象に、ヘリポートの接地帯区域930平方bと、駐機区域などのスペース1万7900平方bの舗装整備、外構工事などを実施(入札済み)。また、既設の普通教室棟、管理教室棟、武道場、体育館の解体工事(公告済み)を行う。
 今回の設計委託は、農業土木・実験実習棟と家庭科棟の2棟の内部改修の設計で、農業土木・実験実習棟は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2041平方bで、1973年、80年の建設。改修により、農業土木・実験実習棟の1階に備蓄倉庫(物資集配機能)と一時保管施設、2階に休憩室(応援要員など受け入れ機能)、多目的室(教育・訓練・啓発機能)を配置する。工事は、間仕切り壁改修のほか、作業用のスロープ、出入り口の設置、屋上防水、外壁改修など。一方、家庭科棟は鉄筋コンクリート造2階建て延べ484平方bで、92年の建設。改修により1、2階に災害対策本部機能を備えるため、内部改修、フリーアクセスフロアへの改修などを行う。このほか全体の設備面として、太陽光発電設備、自家発電設備、汚水のための便槽設置などを予定している。
 また、11年度に解体する校舎などの跡地には、荷捌き場、一時保管スペース、トラックヤードなどを配置(当初計画では5300平方b)する計画で、対象地区の舗装整備の設計も今回の設計に含めていく。