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建通新聞社
2011/12/06

【大阪】大阪府都市整備部 リース方式によるLED道路照明灯の導入 4事務所管内1万6,000灯を公告 1月20日から順次開札

大阪府都市整備部は、全国で初めて実施するリース方式によるLED道路照明灯の導入に関し、枚方土木事務所管内など4事務所分・合計約1万6,000灯の入札を公告(委託役務)している。2012年1月20日から順次4件の入札を開札。リース会社を決定し、各管内での設置を開始する。
 リースの対象となる道路照明灯は、11年度の大阪府LED道路照明技術評価制度で認定された6社の製品(岩崎電気、因幡電機製作所、共立電商、MARUWA SHOMEI、東芝ライテック、パナソニック電工の製品)に限定される。製品は、連続照明用灯具と交差点照明(局部照明用灯具)で、LED照明灯具と電源装置を含む。道路照明灯の設置工事も落札したリース会社が行う。
 12年3月1日から各土木事務所で十数件に分けてリースを開始。各10年間の期間で契約する。
 入札参加資格は、11・12年度大阪府物品・委託役務関係競争入札参加資格者名簿中「その他賃貸(種目コード165)」に登録をされていることなど。
 府は、13年度末までの3カ年で府管理の約2万3,000灯の全てをLED道路照明灯に更新する方針。今回の発注分は合計1万5,840灯に上り、全体の約7割に当たる。
 大阪府LED道路照明技術評価制度は、LED道路照明について、府独自で技術を評価して品質を認定する。09年度から実施しており、全国唯一の制度。11年度まで3回、期間を限定して公募・認定したが、今後は、随時募集など運営方法の変更も検討している。リース方式を含めた「道路照明まるごとLED化」は本年度からの事業。高い技術力によって製品化された認定製品を全国に発信する。
 今回発注する4事務所の内訳は次の通り。
 ▽茨木土木事務所=計5,100灯。入札書の提出期間は12年1月18〜19日。開札は1月20日▽岸和田土木事務所=計4,191灯。入札書の提出期間は1月20〜23日。開札は1月24日▽枚方土木事務所=計3,731灯。入札書の提出期間は1月24〜25日。開札は1月26日▽八尾土木事務所=計2,818灯。入札書の提出期間は1月26〜27日。開札は1月30日