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建通新聞社(中部)
2011/12/08

【三重】三重河川国道事務所 国道1号第8坂下橋耐震化など 八千代で設計着手

 国土交通省三重河川国道事務所は、国道1号の「第8坂下橋」の耐震補強および管内の橋梁について延命化を目的とした橋梁補修の詳細設計に着手した。設計は八千代エンジニヤリング(東京都)が担当。設計工期は3月23日まで。
 今回の耐震補強の詳細設計の対象は、国道1号の鈴鹿峠の「第8坂下橋」(亀山市)。橋長は160b、6径間、2車線。1980年建設。耐震の設計では、橋脚・橋台と桁を連結する落橋防止装置や主桁の動きを制限する変位制限装置の設置など効果的な方法を検討し設計を行う。事業実施年度は現在のところ未定。
 橋梁補修の詳細設計は、橋梁点検で発見された補修必要個所について5年以内で順次修繕していくための設計。今回の設計対象は管内の41橋梁で、代表的な橋梁では、国道1号の椋川大橋橋(亀山市)で橋長156b、国道23号の松阪東大橋(松阪市)で橋長379b、国道258号の安永高架橋(桑名市)で橋長228bなど。業務は、橋梁点検結果に基づき、亀裂やひび割れなど損傷箇所を現地踏査により調査し設計を行う。