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建通新聞社(静岡)
2011/12/14

【静岡】静岡県内完工高ベスト100 トップは木内建設で612億円

 本紙は、2011年11月15日現在で公表された経営事項審査(経審)結果に基づき、静岡県内に本店を置く事業所の審査基準日直前の2年間または3年間の平均完成工事高(完工高)の上位100社をまとめた。完工高のトップは木内建設(静岡市駿河区)の612億円、2位はセキスイハイム東海(浜松市中区)の272億円、3位が鈴与建設(静岡市清水区)の163億円だった。
 上位3者のほか、完工高が100億円を超えていたのは、▽日管(浜松市中区)の159億円▽須山建設(浜松市中区)の140億円▽中村建設(浜松市中区)の116億円▽菱和設備(静岡市葵区)―の4者。
 経審制度はことし4月、いわゆるペーパーカンパニーを排除し、企業の実態をより公正・適正に評価することを狙いに改正施行された。W点で、建設機械の保有に対し1台につき1点で最高15点、ISO9000シリーズと14000シリーズに各5点の最高10点を加点。こうした加点措置によってW点のウエートが過度に高まることを防ぐため、W評点全体を95%に圧縮する。一方、法的整理の対象となった再生企業に対しては、大幅な減点措置を講じている。
 本紙の今回の調査では、新しい基準と古い基準の結果が混在している。
 工種ごとの総合評定値のうち、電気については朋電舎(焼津市)が1231点でトップで、日管(浜松市中区)の1173点が続いた。1000点以上は9者。管は、日管の1477点がトップ、2位が菱和設備(静岡市葵区)の1329点。1000点以上は8者あった(電気と管の総合評定値ベスト50の表を2面掲載)。
 県内建設企業の工種ごとの総合評定値(評点)と完工高をまとめた「評点・完工高特集」をきょう14日号に掲載。
(2011/12/11)
建通新聞社 静岡支社