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建通新聞社(中部)
2011/12/27

【岐阜】多治見市 多治見駅北地区公共公益施設 久米設計が設計候補者に

 多治見市は22日、分庁舎、保健センターなどが入る多機能複合施設の「多治見駅北地区公共公益施設」の設計候補者に久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)を選んだことを明らかにした。今後、同社が地元多治見市内の設計事務所とJVを組み、市と設計契約を結ぶ。
 選定はエスキスコンペで行った。10月の説明会には5社が参加し、設計案は2社が提出(11月25日)していた。6日に開かれた市建築設計者選定委員会(委員長・豊田洋一中部大学工学部教授)で、メーンエントランスを1階に配置したことなどが評価された久米設計案が選ばれた。
 スケジュールによると、2012年度にかけて設計を行い、13年度4月の着工を目指していく。竣工予定は14年3月。
 同施設は、多治見駅北土地区画整理事業の16街区(音羽町1丁目、敷地面積3553平方b、商業地域、建ぺい率80%、容積率400%)に「庁舎(分庁舎機能)」「保健センター」「次世代育成拠点施設」が入る施設として建設する。
 規模は延べ床面積で7500平方b程度を想定しており、太陽光発電などの自然エネルギー導入も検討する。事業費は、環境配慮や地場産の建材使用、耐震構造装置などの費用を除いた本体工事費が19億2000万円、駐車場など外構工事費が6000万円と想定している。