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建通新聞社
2012/01/10

【大阪】出島医療センター構想スタート

 りんくうタウンでゲートタワーIGTクリニックとニューロンネットワークが計画する「りんくう出島医療センター構想」が動き出す。大阪府と泉佐野市が申請していた「国際医療交流の拠点づくり『りんくう・泉佐野市域』地域活性化総合特区」が国の指定を受けたことを受け、府から施設用地を購入する予定。2012年度から設計などの作業に着手する見通しだ。
 購入予定用地は、りんくうタウン駅の南側隣接地(泉佐野市りんくう往来南2)の約0.8ha、りんくうタワービルの北側空地(泉佐野市りんくう往来北1)の約1.1haなどが候補。
 ここに診療棟、放射線治療施設、管理棟、メディカルホテル、終末期医療施設などの一連の施設を建設する計画。がん診療を行う施設を核として、専門の医師団による診療を展開する。併せて経営の専門家が診療を支える関連部門を配置。国内患者だけでなく、欧米を含めた海外からの患者を受け入れる。順調なら、13年度着工、14年度開業のスケジュール。
 ゲートタワーIGTクリニックはがん治療の専門施設として2002年にりんくうタウンに開設。「動脈塞栓術」による治療件数は国内で最も多い。
 「りんくう出島医療センター構想」は、国内外の医師・医療技術の交流を図ることで日本の医療レベルを上げ続けることと、基礎研究・臨床研究の成果を世界にも発信し、国際医療ビジネスの礎を築くことを目的としている。メディカルホテルなども併設し、世界各国からの集客により、地域、関西国際空港の活性化も図る。
 府と泉佐野市は、この構想を実現するために、地域活性化総合特区を申請した。特区指定により、税制優遇など、高いレベルの支援措置が国から受けられる。