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建通新聞社(中部)
2012/01/20

【岐阜】県 7JVでプロポ 希望が丘学園など再整備

 岐阜県が実施している「希望が丘学園」と「岐阜希望が丘特別支援学校」の再整備に伴う設計者選定(公募型プロポーザル)で、県は17日までに設計事務所からの参加表明を受け付けた結果、最終的に7JVによる競技になったことを明らかにした。今後は24日まで質疑を受け付け、3月5日〜9日かけて提案書などの書類の提出を求め、3月下旬には第1次審査を行う予定だ。
 参加者の詳細は明らかにされていないが、岐阜県の建設関連業務(測量・建設コンサルタント・建築設計)のみに登載される建築設計の一級建築士事務所で、一級建築士を3人以上有する単体または同士の2者JV(単体、JVも2者のうち1者は岐阜県内に本店)での参加を求めていた。
 業務の内容は、基本設計および実施設計(建築・設備・外構設計一括、造成・現施設解体設計別途)。計画地は隣接する伊奈波中学校跡地(11年度末で閉校予定)約2f。計画規模は、学園が延べ約6700平方b、特別支援学校が延べ約6800平方b。このほか屋内運動場も2期事業として提案を求める。
 審査は学識者らで構成する選定委員会により行われ、3月下旬の第1次審査、4月下旬の第2次審査(ヒアリング)を経て、5月下旬までに委員会から推薦のあった最適候補者を県が特定する。特定後は速やかに委託契約を結び、12年10月末の基本設計完了、13年4月末の実施設計完了を目指していく。