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建通新聞社四国
2012/01/20

【愛媛】近日中に順次公告 中央公園高架橋下部工等

 国土交通省松山河川国道事務所は、整備促進を図る国道33号松山外環状道路インター線で、中央公園高架橋と余戸南高架橋の下部工のほか、市坪改良など合わせて6件を早いもので近日中から2月上旬をめどに順次公告していく見通し。
 中央公園高架橋は、松山市市坪西町の松山中央公園区間(松山競輪場から坊ちゃんスタジアム)に整備する延長約500b程度のプレストレストコンクリート中空床版橋。下部工は第1工事と第2工事に分けて発注する。概要は第1工事が橋台1基および橋脚7基、第2工事は橋脚7基を予定している。
 余戸南高架橋は石手川から国道56号間に架かる全体延長約400b程度のプレストレストコンクリート中空床版橋。今回発注する下部工は橋脚5基で、これにより現在整備を進めている余戸南ランプ橋下部(橋台2基、橋脚4基)と余戸南高架橋下部(橋脚6基)を含め同区間の下部工はすべて着工されることになる。
 このほか、道路改良として市坪改良と北井門改良第2工事を発注する。市坪改良(松山市市坪南)は延長約300b程度の土工事を2工区に分け発注。北井門改良第2は、松山市北井門から古川南地区の改良区間の最終工事となる残り土工事を発注する。
 松山外環状道路インター線は、松山市北土居町の国道33号から余戸南の国道56号を結ぶ全体延長約4・8`b、全幅員約60b。2004年度に事業化された。現在、暫定2車線の早期供用に向け事業を推進しているが、国交省によると、今後の事業進捗見込みとして、松山市北土居町から(仮称)古川インターチェンジ(IC)延長1・2`b区間の13年度中の供用を図るほか、(仮称)市坪ICから余戸南の延長1・8`b区間は14年度中の供用開始を目指し整備を加速させていく方針。また古川ICから市坪IC延長1・8`b区間については、16年度以降の供用予定となっている。