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北海道建設新聞社
2012/01/24

【北海道】札幌国際大新校舎が近く本格着工へ−13年6月完成目指す 

 学校法人札幌国際大学(札幌市清田区清田4条1丁目4の1、和野内崇弘理事長)は、同大新校舎建設の主体を清水建設に依頼した。古い校舎の耐震化や施設の機能性を高めるもの。現場では杭打ちの準備を進めていて、近く本格着工する。
 安全性を確保するため、法人所在地で旧耐震基準により建設した2・3・4号館を集約し、解体済みの4号館と旧体育館跡地に新校舎を建てる。
 規模はS一部SRC造、地下1地上11階一部3階、延べ1万5111m²。最新の映像・音響設備を備え、講義や学会など多様な使い方ができる講堂(最大350人収容)をはじめ、講義室、実習室、演習室などを配置し、同大のメーン校舎とする。
 CO2の排出量が少ない冷暖房設備や太陽光発電システムを導入し、LED照明も一部採用する。
 三菱地所設計が設計を手掛けた。主体以外は、電気が東光電気工事、機械が朝日工業社がそれぞれ担当する。
 完成は2013年6月末を予定。夏季休暇の間に移転作業を進め、後期授業から供用開始する考えだ。