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建通新聞社(岡山)
2012/01/30

【岡山】東山斎場の再整備を計画

 岡山市市民局生活安全課は、火葬炉の老朽化や火葬件数が増加傾向にあることなどから、東山斎場の再整備を計画、このほど整備方針などを明らかにした。
 東山斎場は、1969年に建設し、83年に大規模改修を行っているが、焼香場・待合室などに十分なスペースがなく、エレベータ設備がないなど、スペースの確保やバリアフリー対応に向けた整備などが課題となっている。
 今後の方向性としては、現在地での建替えを前提に、第1期に駐車場の建設、第2期に待合棟の建設、第3期に現待合棟の解体、第4期に火葬棟の建設、第5基に現火葬棟の解体を想定している。整備期間は3〜4カ年程度と見込んでいる。
 また、西大寺斎場は81年に建設、3炉の火葬炉を有しているが、老朽化が著しくこちらも再整備を視野に検討を進める。
 岡山市の今後の火葬需要は、28年度に火葬件数がピークを迎えることが予想され、市内全体で26炉の火葬炉が必要であると見込まれている。こうした背景のもと、今後、整備に向けて具体化を図っていく見通し。